ルリタリア物語 遙か彼方の記憶
○ものがたり

「目の前に現れたその者の名前を唱えたとき、
その者を虜にすることができる者こそ、
魔法使いであり、
名前を聞かずとも、その者の名前を
知ることができる者こそ、勇者である...

勇者たるもの、力のみならず、
知恵と勇気、とりわけ記憶力も必要である...」
〜古ルリタリア戦記 第2章 より〜

遙か昔、
いずこかより勇者が現れ小国ルリタリア王国を救った...

時は流れ、ルリタリア王国は
善き王のもと、貧しいながらも人々は平和に生活できていた...
善き王には男子の世継ぎはいなかったが、
王女らに恵まれた。
王女は病弱だったが、素敵な姫君に育っていた。

王女が16歳を迎えた頃突如異変が起きた...
王女が謎の魔法使いらによって、
いずこかへ連れ去られてしまった...

王は困り果て、
とうとう伝説の勇者の子孫であるあなたを
ルリタリア城へ呼び出したのであった...


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