○世界観
■ヴェルグラント帝国
10年前まで周辺地域最強を誇っていた帝国。
約10年前にファーフェン家の皇帝が急死し、
男性の後継者がいなくなってしまう。
皇帝は代々ファーフェン家の者が就いていたが、
帝国を支える帝国五将軍の多数の承認が必要とされていた。
後継者を巡る争いの中で内戦に発展、
五将軍家の一つゼルマリア家を暫定皇帝として
帝国の維持を図ろうとしたが、それに反対する
ヴァルシア家は帝国を離脱し、西ヴェルグラント帝国を建国してしまう。
残った四将軍家が東ヴェルグラント帝国を構成している。

○帝国五将軍
皇帝ファーフェン家を補佐する、帝国内の5つの勢力のトップが
代々就任している。
帝国西方を支配していたヴァルシア王国。
同じく帝国西方を領域としていたヤフタ騎士団。
帝都アルマキアに近い帝国中央部を支配していたゼルマリア王国。
帝国南方の小地域を支配していたミナモブール王国。
同じく帝国東方の小地域を領国としたリートピア王国。
これらの国々の指導者が、新皇帝を承認し支えてきていた。
帝国分裂後は五将軍家という名称は残されたが
ゼルマリア家は暫定皇帝家としてファーフェン家の帝国の継承を主張。
一方ヴァルシア家は帝国との関係を絶ち独自の帝国を建国。
ゼルマリア家とヴァルシア家の関係は冷戦状態のままである。

○東西戦争(内戦)
皇帝ファーフェン家の後継者を巡る帝国構成国内の争い。
主にヴァルシア家とその他四将軍家との間で戦われた。
戦争当初はヴァルシア家が有利に進め、騎士団領をほぼ占領し
帝都にまで迫ってきた。ゼルマリア家は劣勢を挽回するために
北東の大国メルファーレ皇国に救援を求め、介入を招いた。
疲弊した両勢力はメルファーレ皇国や南方のミストマ王国などの
仲介で休戦条約を結んだ。

休戦条約の結果、西帝国の勢力の現状維持の確認と
東帝国のゼルマリア家の暫定皇帝としての地位の国際的承認、
メルファーレ皇国と隣接する地域を「安全保障地帯」という名称で
メルファーレが占領することの確認、騎士団領の名目的維持と独立、
帝都アルマキアの東西帝国とメルファーレ皇国による三分割統治が決定し、
漁夫の利を得た皇国に対する不満が帝国内に大きく残る結果となった。
また騎士団領の事実上の崩壊により多数の難民が生じた。
以後東帝国では、西ヴェルグラント帝国の皇帝を「偽皇帝」、
メルファーレ皇国の支配者を「邪皇帝」と民衆たちには呼ばせている。



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